格安SIMを検討していると、必ず候補として出てくるものに「楽天モバイル」があります。なぜなら、楽天モバイルは格安SIMの中でもっとも利用者の多い事業者だからです。

ただ、名前は知っていても、楽天モバイルのプラン内容を把握している人は少ないです。データ使用量(ギガ数)だけでなく、音声通話・データSIM契約など、バリエーションが多いため、何が自分にとって最適なプランなのかが分かりづらくなっています。

ここでは、楽天モバイルのプランの詳細や注意点について解説します。この記事を読めば、楽天モバイルにどのようなプランがあって、どのようにプランを選べばいいのかを理解することができます。

家電量販店の携帯販売員である私が、複数のSIMを利用している観点から楽天モバイルの良し悪しを伝えます。

楽天モバイルのプラン内容を解説

まずは、楽天モバイルにどのようなプランやオプションがあるのかを把握するために、ざっくりと内容を説明します。

楽天モバイルのプラン一覧

楽天モバイルには、「スーパーホーダイ(新プラン)」「組み合わせプラン(旧プラン)」という2つのプランが存在します。それぞれ、以下のような内容となっています(表内はすべて税抜きです)。

スーパーホーダイデータ容量月額料金
プランS2GB1480円
プランM6GB2480円
プランL14GB4480円
プランLL21GB5480円

【スーパーホーダイの特徴】

  • 速度制限がかかっても、ある程度の速度を維持(最大1Mbps)
  • 1回の通話が5分以内なら何度でも無料になる(楽天でんわ)
  • 楽天会員への加入と3年間の契約が必要(上記の価格にする場合)
組み合わせプラン通話SIMデータSIM
(SMS有)
データSIM
(SMS無)
ベーシックプラン1250円645円525円
3.1GBプラン1600円1020円900円
5GBプラン2150円1570円1450円
10GBプラン2960円2380円2260円
20GBプラン4750円4170円4050円
30GBプラン6150円5520円5450円

【組み合わせプランの特徴】

  • インターネットのみのプランがある(データSIM)
  • 30GBの大容量プランがある(しかし遅い)
  • 最安値525円/月(税抜)で持てる(他にもっと安い会社がある)
  • 通話には向かない(通話しただけ30秒20円かかる)
  • 最低利用期間は1年のみでOK

音声通話オプションについて

楽天モバイルは基本的に通話が有料です。通話をするたびに、30秒あたり20円の通話料金が請求されます。

しかし、850円/月(税抜)の「楽天でんわ」という通話オプションを付けることにより、1回の通話を最初の10分のみ何度でも無料にできます。つまり、長電話さえしなければ、国内通話を無料で済ませることができます。

ただ、前述のスーパーホーダイを選んだ場合、「楽天でんわ」が標準で付いてきます。基本料金の中に組み込まれているため、追加で料金を支払う必要はありません。

月額料金を最安値にするなら、組み合わせプランの方が安いです。しかし、通話の頻度が多い場合、スーパーホーダイの方が月額料金を抑えることができます。

例えば、以下の2つのプランにそれぞれ加入したとします。

  • スーパーホーダイのプランS → 1480円/月(税抜)
  • 組み合わせプランのベーシックプラン → 1250円/月(税抜)

上記のプランの場合、基本料金を安く抑えることができるのは組み合わせプランの方です。上記の月額料金を比較すると、230円(1480-1250=230)ほど月額料金を安く抑えることができます。

しかし、組み合わせプランの方で通話をすれば、20円/30秒の通話料金がかかってしまいます。2倍で計算すると、1分あたり40円です。つまり、6分間の通話をすれば、240円(40×6=240)の通話料金が追加されることを意味します。

前述のとおり、元々の月額料金の差が230円のため、組み合わせプランで6分以上の通話をすると、スーパーホーダイとの月額料金が逆転してしまいます。これでは、せっかく月額料金を安くしても意味がありません。

今回は一番低いプランで計算をしましたが、プランの規模が大きくなれば、より月額金額に大きな差が生まれます。要するに、普段から通話をするかどうかが、プランを選ぶにあたって重要な要素になるということです。

他社との価格・容量の比較

楽天モバイルは、ユーザーの使い方次第でお得にも損にもなります。というのも、楽天モバイルには「スーパーホーダイにしたときだけ通信制限が緩和される」という特徴があるからです。

携帯の契約では、基本的にインターネットの使用量に上限があります。1か月単位で使用量の上限を越えてしまうと、ネットの速度が使い物にならないぐらい落ちてしまいます。これを通信制限、または速度制限と呼びます。

しかし、楽天モバイルのスーパーホーダイであれば、一か月の使用量をオーバーしてしまっても、ある程度のスピードを維持してくれます(理論値1Mbps)。例えば、Youtubeで動画を見たり、LINEやインスタグラムなどのSNSをしたりするなら、速度制限の状態でも問題なく利用できます。

つまり、ゲームや高画質な動画の閲覧などの高負荷な作業をしないライトユーザーであれば、スーパーホーダイのプランS(一番料金が安いプラン)でも問題なく利用できるため、安い価格でネットが使い放題になります

目安ですが、Youtubeの動画をだいたい4時間ほど見ると1GBを越えます。例えば、Youtubeを一日1時間見る人が1ヵ月間過ごしたとすると、1ヵ月で7.5GBを消費する計算になります。

他の格安SIMで7GBプランの平均値は、約2500円/月です。つまり、本来Youtubeを一日1時間見るのであれば、毎月2500円以上を支払う必要があります。

しかし、楽天モバイルのスーパーホーダイであれば、速度制限になってもYoutubeの動画ならギリギリ見られます。そのため、データ使用量を気にせずに動画やSNSなどを使ったとしても、最安値であるプランSの1480円/月(税抜)で済みます。

ゲームアプリを多用する人は微妙ですが、そうでない使い方をする場合は楽天モバイルのスーパーホーダイはお得に使うことができます。

データ容量の節約機能がついている

他の格安SIMにも大体ついていますが、楽天モバイルにもデータ容量の節約機能がついています。データ容量の節約機能は非常に重要です。なぜなら、一か月のネット使用量には限りがあるため、この機能の有無により月額料金を安くできる可能性が高くなるからです。

では、具体的にどのような機能があるのかを説明します。スーパーホーダイのデータ容量の節約機能には以下の3つがあります。

  • 高速データ通信のオンオフ機能がついている(低速モード)
  • 余ったデータ容量を翌月に繰り越しできる(データ繰越)
  • データ容量をシェアできる(データシェア)

・低速モード

低速モードとは、あえてインターネットの通信速度を下げることで、高速データ通信の使用量を節約できる機能です。この機能を使えば、ここぞというときまで高速データ通信を温存しておくことができます。

▼高速データ通信と低速モードの切り替えはアプリで行える

例えば、あなたのスマホを利用する目的が「快適に動画を見たい」という内容だったとします。

上記の場合、普段からよく使う「SNSでのやり取り」や「インターネットの調べ物」などで通信量を消費してしまうと、動画を見るときのデータ量が少なくなってしまいます。

そのため、動画をストレスなく快適に見るために、出来る限り高速データ通信を温存したいと思うようになります。そのようなとき、普段は低速モードにしておき、動画を見るときだけ高速データ通信に切り替えをすれば、快適に動画が見られる状態を維持できます。

ただ、低速モードは通信制限のときと同じく200kbpsという速度まで落ちてしまいます。200kbpsは読み込みが非常に遅いため、「普段使いもままならないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、楽天モバイルの低速モードには、瞬間的に300kbpsのスピードが出る「バースト通信」という機能が付いているため、高画質な動画やゲーム以外なら快適に見ることができます。

実際、低速モードを使ってみたところ、ニコニコ動画やNetflixなどは途中で何度も止まってしまいましたが、Youtubeは問題なく視聴できました。Youtube程度の画質であれば、低速モードでも見られるぐらいには安定しています。

・データ繰越

また、スーパーホーダイは余ったデータ容量を翌月に繰り越すこともできます。

ひと月のデータ使用量は一定ではありません。使い方には必ずムラが出てくるため、データ容量をあまり使わず、余ってしまうこともあります。そのようなときは、データ容量を繰越すれば無駄なくデータ量を消費することができます。

▼データ繰り越しの仕組み

データ繰越は自動的に行われます。ただし、繰り越されるのは前月分のみです。前々月の余ったデータは消失してしまうため、気をつけてください。

・データシェア

もうひとつの節約方法として、データシェア機能があります。データシェアとは、「グループ内で翌月にデータを繰り越して分け合う」ことができるサービスです。加入しても、一人当たり100円/月(税抜)がかかるだけなので、特に負担にはなりません。

グループは、家族でなくてもかまいません。楽天のメンバーズステーションでグループ登録をした回線とデータを分け合うことができます

▼まずは、データを分け合う回線とグループを組む

楽天モバイル公式ホームページより引用

グループ登録をすれば、あとは自動的に繰り越しされて、翌月にデータを分け合うことができます。

▼データシェアの仕組み

楽天モバイル公式ホームページより引用

データシェアに関しては注意点が2つあります。

一つ目は、シェアができるデータは「前月の、グループ内で残ったデータ量の繰り越し分」のみであるということです。つまり、当月のデータ量をシェアすることはできません。あくまで、前月に余った分だけです。

二つ目は、分け合えるデータ量は均等に分割されるわけではなく、早い者勝ちになります。そのため、他のメンバーが先に全部使ってしまう可能性もあります。データシェアを利用する場合は、使う量や配分など、あらかじめメンバー同士でルールを決めておくといいです。

ネットをあまり使わない人を同じシェアグループでまとめておけば、月額料金を安くできるだけでなく、自分の使えるデータ量を水増しすることができます。うまく使えば、絶大な節約効果を発揮します。

私は、上記の節約機能を使い、3GB以上ものデータ使用量を節約したことがあります。節約機能をうまく使えば、基本料金を下げることもできます。そうすれば、結果的に料金の節約にもつながります。

楽天モバイルのスーパーホーダイについて

それでは、本項目では楽天モバイルのメインプランである「スーパーホーダイ」について説明します。

ライトユーザーなら実質ネット使い放題

楽天モバイルのスーパーホーダイは、ゲームや高画質な動画などを見なければ、無制限で利用することができます。なぜなら、スーパーホーダイは速度制限時であっても、ある程度のスピードが維持されるからです。

では、実際にスーパーホーダイの速度制限状態で、どれほどのスピードが出るのかを検証してみました。以下は、iPhone8で速度制限時の楽天モバイルを利用したときの動画です。

▼通信制限状態の楽天モバイルSIMでYoutubeを見たときの動画(iPhone7)

このように、動きの激しい動画でも問題なく閲覧することができます。Youtubeが視聴できれば、LINEやインスタグラムなどの「SNS」や、ネットサーフィンなども余裕で行えます。

▼通信制限状態で画像検索をしたときの映像

したがって、スーパーホーダイのプランS(1480円)に入っているだけで、インターネットは実質使い放題になります。楽天モバイルはライトユーザーが使うには、非常に使い勝手の良い格安SIMといえるでしょう

短い電話なら何回かけてもタダ

また、スーパーホーダイは、10分以内の通話であれば、何回かけても通話料金がかかることはありません。なぜなら、スーパーホーダイには「楽天でんわ」が標準で付いているからです(組み合わせプランだと+850円)。

楽天でんわとは、楽天モバイルが提供する通話オプションのことです。楽天でんわのアプリを経由して電話をかけることで、通話を10分以内なら無料にしてくれます。

▼楽天でんわアプリ

上の画像のアプリを使って電話をかけます。アプリをダウンロードすれば、スマホ内の電話帳情報を勝手に紐づけてくれるため、連絡先一覧は自動的に登録されています。

無料通話は10分以内のため、長電話には向きません。ただ、短い電話をそこそこかける場合はとても重宝します。

最低利用期間は3年間にする

楽天モバイルのスーパーホーダイには、「最低利用期間」が3種類設けられています。それは、1年間・2年間・3年間の契約です。最低利用期間内に楽天モバイルを解約をした場合、9800円(税抜)の違約金がかかってしまいます。

上記の契約期間のうち、3年契約にすれば月額料金が最も安くなります。しかし、単純に契約期間が長くなってしまうため、他の格安SIMに変えづらくなるというデメリットもあります。

格安SIMのメリットのひとつとして、契約期間が短いというものがあります(大手キャリアは2年~4年)。例えば、 格安SIMのNifMo(ニフモ)は6ヵ月過ぎれば解約金がかからなくなります。

そのため、楽天モバイルのスーパーホーダイは、格安SIMのメリットである「契約期間の短さ」を享受することができません。

しかし、だからといって1年・2年の契約を選ぶことはおすすめできません。スーパーホーダイにする場合は、3年契約にしておいた方がいいです。なぜなら、解約金を考慮しても3年契約の方が料金を抑えることができるからです

例えば、プランSをそれぞれの最低利用期間で設定した場合、以下のような月額金額の差が生まれます(表内はすべて税抜きです)。

最低利用期間1年2480円/月
最低利用期間2年1980円/月
最低利用期間3年1480円/月

例えば、上記の内容で2年間使ったとしましょう。2年後に解約をした場合、トータルで以下の料金がかかる計算になります。

最低利用期間2年間の月額合計解約金含めた合計
1年間59520円(2480×24)59520円
2年間47520円(1980×24)47520円
3年間35520円(1480×24)45320円(35520+9800)

1年間と2年間の最低利用期間の場合、2年間使えば契約を満了するため、解約金はかかりません。ただ、3年間の契約のみ契約期間中のため、9800円(税抜)の違約金が発生します。

しかし、違約金を考慮しても、2年間使ったあとのトータル料金は3年契約の方が安いことが分かります(表内:解約金含めた合計)。

したがって、楽天モバイルのスーパーホーダイにするのであれば、どのタイミングで解約をするにしろ、3年契約にしておくことをおすすめします。

楽天会員(無料)には入っておくこと

最後に、楽天モバイルを利用するのであれば、楽天会員にはなっておきましょう。なぜなら、楽天会員と非会員では月額料金に違いがあるからです。

具体的には、毎月500円の差が生まれるため、各プランに当てはめると以下のようになります。

 プランSプランMプランLプランLL
楽天会員1480円2480円4480円5480円
楽天非会員1980円2980円4980円5980円

楽天会員への登録は無料で出来ます。これは、タダで500円安くしてくれるようなものなので、必ず登録しておきましょう。会員登録するデメリットは特にありません。

ただ、楽天会員にはもうひとつ種類があります。それは、ダイヤモンド会員と呼ばれる上級会員です。

ダイヤモンド会員に加入すれば、さらに最初の1年間だけ500円の値引きが入ります。しかし、ダイヤモンド会員は入らなくてもいいです。なぜなら、ダイヤモンド会員は、会員であるための条件を維持するのが難しいからです。

というのも、ダイヤモンド会員をキープをし続けるためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 楽天スーパーポイントを6ヵ月で4000pt獲得
  • 楽天スーパーポイントを6ヵ月で30回以上獲得
  • 楽天カード(クレジットカード)を保有している

上記のうち、クレジットカードは作ればいいだけなので、難易度自体はそこまで高くありません。問題は、「楽天スーパーポイントを半年で30回獲得し、なおかつ4000ポイント以上獲得する必要がある」という部分です。

例えば、楽天スーパーポイントの獲得方法として、楽天市場で買い物をするという手段があります。楽天市場で買い物をすると、購入金額の1%のポイントが付与されます。

単純に計算すると、半年で40万円もの買い物を楽天で購入しなければ4000ptを溜めることはできません。キャンペーンなどで増額しているポイントは対象外となってしまうため、純粋に還元されるポイントのみで4000ptを稼ぐ必要があります。

前述の条件を満たすためには、ほぼすべての支払いを楽天カードから決済し、楽天を経由してサービスや商品を購入しなければ、達成は困難です

▼会員ランクアップポイントの対象となるサービス

楽天モバイル公式ホームページより引用

したがって、無理にダイヤモンド会員になる必要はありません。はじめから楽天のサービスに依存している人が楽天モバイルを利用することで、自然とダイヤモンド会員になれるものと考えた方がいいでしょう。

ここまでが、スーパーホーダイの内容説明になります。

楽天モバイルの組み合わせプランについて

続いて、もうひとつの「組み合わせプラン」について説明します。ただ、結論から言うと、音声通話SIM(通話とネットができる契約)を検討している人は、組み合わせプランに入るメリットはほぼありません。その理由を解説します。

通信制限の速度が遅い

組み合わせプランはスーパーホーダイと違い、通信制限時の速度が非常に遅いです(組み合わせプランは200kbps、スーパーホーダイは5倍の1Mbps )。そのため、データ使用量をオーバーしてしまうと、途端に使い勝手が悪くなります。

なぜなら、通信制限の状態では、画像の読み込みも困難なほどスピードが落ちてしまうからです。例えば、通信制限状態でインスタグラムを見ようとすると、5~10秒ぐらいのロスがあります。

この状態で使うと、かなりストレスが溜まります。実際にどれぐらい遅いかを検証したので、参考にしてください。

▼Youtubeアプリをダウンロードしたときにかかった時間

▼通信制限時にニコニコ動画を見てみたときの動画

実際に動画が始まったのは2分後でした…。

通信制限の状態では、動画が開始するまでに非常に時間がかかります。さらに、動画の読み込みが始まっても、再生速度がダウンロードに追いついてしまうため、たびたび動画が止まってしまいます。

このように組み合わせプランは、通信制限になった途端に機能不全になってしまいます。

通話にお金がかかる

また組み合わせプランでは、通話をする場合にやたらと通話料金がかかります。

なぜなら、組み合わせプランは標準で「楽天でんわ」が無いため、通話をするたびに30秒20円の通話料金がかかってしまうからです。しかも、「楽天でんわ」を付けたとしても+850円/月かかってしまいます。

しかし、スーパーホーダイは何もしなくても楽天でんわが備わっています。これが、組み合わせプランとスーパーホーダイとの通話料金の決定的な差になります。

例えば、スーパーホーダイのプランS(2GB)と、組み合わせプランのベーシックプラン(0GB)に楽天でんわを付けた場合の価格差は以下のようになります。

  • スーパーホーダイ「プランS」 → 1480円/月(税抜)
  • 組み合わせプラン「ベーシック+楽天でんわ」 → 2100円/月(税抜)

上記のように、ネットが常に低速になってしまうベーシックプランでさえ、スーパーホーダイの2GBプランの価格に及びません。

したがって、少しでも電話番号による通話をする場合、組み合わせプランは不向きとなります。

最低利用期間は組み合わせプランの方が良い

ただ、組み合わせプランにもメリットがないわけではありません。

それは、解約金がかからなくなる時期が早いという利点です。なぜなら、組み合わせプランは、どのプランを選んでも最低利用期間が1年で統一されているからです。

スーパーホーダイにも1年間の契約はありますが、3年ではなく1年間の契約にしてしまうと、月額金額が1000円(税抜)も上がってしまいます。そのため、スーパーホーダイでは、3年契約以外の選択肢はあまりおすすめできません。

仮に、スーパーホーダイと組み合わせプランの低価格プランを「最低利用期間1年」で契約した場合、1年間のトータルの料金は以下のようになります(表内はすべて税抜きです)。

プラン1年間の月額合計トータル費用
スーパーホーダイ
【 プランS(2GB)】
2480円×12ヵ月29760円
組み合わせプラン
【3.1GBプラン】
1600円×12ヵ月19200円

上の表のように、データ容量が多いうえにトータルの費用も安くなるため、短いスパンで契約を検討しているのであれば、組み合わせプランにしてもいいでしょう。

まとめ

楽天モバイルは、適度に使う(ネットサーフィン、SNS、Youtube画質レベルの動画まで)ライトユーザーに向いています。また、楽天市場や楽天カードなどのサービスに依存している人にもお得な事業者です。

基本的に、加入するプランはスーパーホーダイ一択ですが、ネットのみ契約したい場合や、1年契約で安く持ちたい場合は組み合わせプランでもいいです。

ただ、楽天モバイルには、ネットや電話をほとんど使わない人・ネットをものすごく使う人には条件の良いプランが少ないです。したがって、極端な使い方をする場合は、他の条件のいい格安SIMを探した方がいいかもしれません。


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。