楽天モバイルには、「メンバーズステーション」と呼ばれるサポートサイトがあります。
メンバーズステーションでは、オプションサービスや支払先の変更などを行うことができるため、楽天モバイル契約者はたびたび利用することになるサイトです(ドコモのMy docomoのようなものです)。
しかし、メンバーズステーションにログインするには、IDやパスワードなどを入力する必要があります。そして、パスワードなどが分からず、ログインできない人が多くいます。
また、自分が思っていたIDやパスワードを入れてもログインできないというケースもあります。いざ、思っていたパスワードが違うと言われると、焦ったりイライラしたりしてしまいますよね。
この記事では、IDやパスワードが分からないためにメンバーズステーションにログインできない状況を解決します。
私は家電量販店で携帯の販売員をしています。携帯の設定でアカウントやパスワードなどの取り扱いに長けている私が、メンバーズステーションへのログインをサポートします。
もくじ
楽天モバイルメンバーズステーションのログイン方法
楽天モバイルメンバーズステーションには、以下の2つのログイン方法が存在します。
- 楽天会員でログインする
- SIM電話番号でログインする
▼メンバーズステーションのログイン画面
上記のうち、楽天会員IDを入力してログインする方法が一般的なログイン方法です。
▼楽天会員IDでログインする方法
このようにしてログインします。しかし、上記の過程でログインができない場合、考えられる原因は以下の二つがあります。
- 楽天会員の情報が誤っている
- パスワードが間違っている
このあとは、上記の二つの原因についての解決策を伝えていきます。
楽天会員情報でログインできない場合は、SIM電話番号を入力してみる
楽天会員情報でログインできない場合は、「SIM電話番号」によるログインを試してみてください。
なぜなら、楽天会員と楽天モバイルで登録している情報は異なるため、自分が把握しているIDやパスワードが間違っている可能性があるからです。
もう少し詳しく説明すると、楽天市場・楽天カード・楽天モバイルなど、楽天が提供するサービスはすべて独立したアカウント情報を持っています。
そのため、どのIDとパスワードで登録したか忘れてしまうことが頻繁に起こります。「IDやパスワードを把握していたつもりが、別のサービスのアカウント情報だった」といったことが起こってしまうのです。
したがって、楽天会員情報でログインできない場合、楽天モバイルアカウント(SIM電話番号)でログインできる可能性があります。
楽天モバイルアカウント(SIM電話番号)によるログインで必要な情報は、「SIM電話番号」と「パスワード」の二点です。
SIM電話番号とは、楽天モバイルで契約した自分の電話番号のことです。SIM電話番号はスマホの「設定アプリ」から調べることができます。
▼例:iPhoneで電話番号を調べる方法
上記の方法で調べた電話番号を入力し、楽天モバイル契約時に決めたパスワードを入力してログインしましょう。
▼SIM電話番号によるログイン方法
メンバーズステーションにログインできれば、契約内容の確認ができるため、IDやメールアドレスなどを控えておけば、次からは何かトラブルがあってもログインしやすくなります。
パスワードが分からない場合は、パスワードの再設定を行う
SIM電話番号でログインしても、パスワードが間違っていればログインできません。
上記の文言が出てきた場合は、パスワードの再設定を行う必要があります。なぜなら、パスワードが分からなければ、いかなる方法でもログイン出来ないからです。
パスワードの再設定は、「パスワードを忘れた方へ」という項目から先に進めば取得することができます。
▼パスワード再取得の方法
上記のやり方で、パスワードを作り直すことができます。作り直したら、新しいパスワードを入力することでログインできるようになります。
パスワードの再設定が行えない場合は、カスタマーセンターに問い合わせる
前述のパスワード再設定URLがメールに送られて来ない場合は、カスタマーセンターに問い合わせる必要があります。
なぜなら、メールアドレス宛にパスワード再設定用のURLが届かない場合、他にパスワードの再設定を行う方法が無いからです。
楽天モバイルのカスタマーセンターは、二つの問い合わせ先があります。
- 新規ユーザー向け 0800-6000-700(午前9時~午後18時まで)
- 既存ユーザー向け 050-5212-6913(午前9時~午後18時まで)
上記のうち、「既存ユーザー向け」の連絡先に電話をかけてください。新規ユーザー向けの問い合わせ先は、これから楽天モバイルへの加入を検討している人が対象となるため、問い合わせ先としては不適切だからです。
ただ、そのままカスタマーセンターに連絡をかけてはいけません。なぜなら、カスタマーセンターは通話が有料(30秒あたり20円)だからです。
そのまま通話をした場合、30分ほど問い合わせただけで1200円もの通話料が請求されてしまいます。そのため、無料で通話できるように準備をする必要があります。
無料で楽天モバイルカスタマーセンターに問い合わせるには、「viber」と呼ばれる無料のアプリをダウンロードします。
viberをダウンロードしたら、利用できるように設定を行ってください。以下の手順で設定を行えば使えるようになります。
▼viberの利用手順
viberが利用できるようになったら、先ほどの既存ユーザー向けのカスタマーセンターに電話をしてください。問い合わせの番号は3→3で繋がります。
オペレーターと繋がったら、パスワードの再設定が出来ない旨を伝えてください。あとは、オペレーターが然るべき措置を取ってくれます。
楽天モバイルアプリから問い合わせる方法もある
ちなみに、カスタマーセンター以外にも、楽天モバイルアプリを利用して問い合わせる方法があります。
▼楽天モバイルアプリから専門コンシェルジュに問い合わせる方法
これで、確実に解決するわけではありませんが、電話で問い合わせる前にダメ元で質問を投げておけば、解決の糸口が見つかる可能性もあります。
まとめ
メンバーズステーションにログインできないときに考えられる原因は、アカウント情報かパスワードのどちらかが誤っている可能性が高いです。
アカウント情報が間違っている場合は、楽天会員アカウントではなく、楽天モバイルアカウント(SIM電話番号)でログインを試みてください。
パスワードが分からない場合は、パスワードの再設定をしましょう。メールに再設定用URLが届かない場合は、最終手段としてカスタマーセンターに連絡してください。
以上が、楽天モバイルメンバーズステーションにログインできないときの対処方法になります。
大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。
一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。
ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。
- 通信速度の速さ
- 特典やキャンペーンの充実度
- アフターフォロー
- ショップの有無
- カード払い以外の支払いが可能か
- 単独契約向けか複数契約(家族)向けか
これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。