子供が中学生あたりになってくると、「塾や習い事などがあるため、そろそろ連絡手段として子供に携帯を持たせたい」と考える親が多くなります。

しかし、子供にスマホを持たせると、遊び惚けてしまったり、危険なことに手を染めてしまったりしないか不安になるものです。知らないところでトラブルに巻き込まれてしまう子供もいるため、親としては心配になりますよね。

そのため、スマホではなくガラケーを検討する親もいます。また、格安SIMでもガラケーが使えるため、「格安SIMでガラケーにすれば安く使えるのでは?」と考える人も多いです。

今回は、楽天モバイルでガラケーを子供に持たせる最適な方法を解説します。また、契約の際に気を付けるべきことも伝えます。この記事を読めば、子供に安心して携帯を持たせることができます。

私は家電量販店で携帯の販売員をしています。子供のケータイをどれにしようか悩んでいる親御さんの相談に多く乗っている私が、あなたのお子さんに最適なケータイを提案します。

おすすめプランは「ベーシックプラン+10分かけ放題」

基本的に、子供にガラケーを持たせる理由は、「できることなら子供に携帯で遊ばせたくない」という理由がほとんどです。その場合、楽天モバイルでは「組み合わせプランのベーシックプラン」がもっとも適しています。

▼ベーシックプラン

なぜなら、ベーシックプランは、インターネットの回線速度が極端に遅いプランのため、子供がインターネットで遊び続けることを抑制してくれるからです。

実際に、ベーシックプランでインターネットを利用すると、以下のように、動画などの娯楽サービスはほとんど使い物にならなくなります。

そのため、子供に携帯で遊ばせたくないのであれば、ベーシックプランにしておくことが望ましいです。

また、楽天モバイルには+850円/月(税抜)で、 一回の通話が10分間無料になる「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」を付けることができます。

楽天モバイルには、家族同士の通話が無料になるようなサービスはありません。そのため、連絡用としてガラケーを持たせるのであれば、「楽天でんわ10分かけ放題」を付けておく必要があります。

スマホが欲しい子供をガラケーで我慢させる方法

子供にガラケーを持たせるときにネックになるポイントとして、「子供からの反発」があります。子供はスマホが欲しいため、ガラケーや子供用ケータイなどに対して強い反発を示すことが多いです。

▼twitterで不満を漏らす子供

ただ、今出回っている次世代型の4Gガラケー(ガラホ)は、従来のガラケーと異なり、LINEや動画サービスなどを利用することができます。この事実は、子供への説得材料として有効になります。

▼ガラケーでもYoutubeなどの動画サイトが見られる

▼LINE機能が備わっている

上記の機能が使えれば、「友達の輪に入れない」などの、スマホを持つための言い訳を潰すことができます。

ただし、アプリのダウンロードはできないため、ゲームなどはできません。しかし、逆にアプリが利用できてしまうと、子供が遊びに没頭してしまう可能性が高くなります。

そのため、携帯の依存症を防ぐためには、あえてアプリなどは使えないようにした方がいいかもしれません。

動画が見られるという部分に関しても、前述の通り、ベーシックプランなら再生に時間がかかるため、子供が動画を見ることに熱中しない傾向があります。

また、ベーシックプランはインターネットの速度が遅いですが、LINE程度なら使えるため、連絡手段としては差し支えありません

そのため、あくまで「子供の連絡手段用として持たせる」という目的であれば、ガラケーにするメリットは大きいです。

楽天モバイルのガラケーにする際の注意点

子供の連絡手段としてガラケーは適していますが、契約をするにあたって、いくつか注意しなければならない点もあります。

ガラケーにしても料金が下がるわけではない

「スマホよりもガラケーの方が安くなるのではないか」と考える人は多いです。しかし、楽天モバイルは、スマホでもガラケーでも料金が変わることはありません。

なぜなら、楽天モバイルには、「ガラケー専用のプラン」が無いからです。

▼スーパーホーダイ

公式サイトより引用

▼組み合わせプラン

公式サイトより引用

上記のように、楽天モバイルには大きく分けて二つのプランが存在します。しかし、そこにガラケー用のプランは存在しません

そのため、スマホでもガラケーでも月額料金に差は生まれません。強いて言えば、本体料金による差がある程度です。しかし、今ではガラケー並みに安いスマホはたくさんあるため、特に差別化される部分でもありません。

したがって、「月額料金を安くしたい」という理由だけなら、普通にスマホを買い与えた方がいいかもしれません。

機種はシャープのシンプルなガラケーになる

ちなみに、楽天モバイルでガラケーを購入する場合、シャープから発売されたSIMフリーガラケーの「SH-01N」という商品を購入することになります。

なぜなら、楽天モバイルで提供しているガラケーは、SH-01Nの一種類しかないからです。

SH-01Nは、耐衝撃・防水・防塵に優れているため、中学生や高校生には向いている機種と言えます。なぜなら、中高生がもっとも落としたときの破損などによる故障が多いからです。

また、ガラケーの中では画面がきれいです。そのため、動画を見るのにも最適な機種です。

スマホに比べれば画面は小さいものの、画質がきれいな分、ある程度は見づらさをカバーすることができます。

楽天モバイルの契約時に、SH-01Nをセット購入するのが一番手っ取り早いガラケーの入手方法です。そのため、特にこだわりがなければSH-01Nを選ぶといいです。

もし、SH-01N以外を子供に使わせたい場合は、メルカリなどのフリーマーケットアプリやAmazonなどで、SIMフリーのガラケーを中古購入する方法があります。

▼メルカリなどで中古のガラケーを探す

SIMフリーとは、どの携帯会社のSIMカードでも利用できるケータイのことです。しかし、auやソフトバンクのガラケーでは、楽天モバイルで利用することはできないため、選んではいけません。

一方、ドコモのガラケーは楽天モバイルでも利用することができます。ただし、Xi(クロッシィ)という電波に対応している機種である必要があります。

前世代の電波である「FOMA対応」の端末は、楽天モバイルでは利用できません。注意してください。

まとめ

楽天モバイルでガラケーを子供に持たせる場合は、使い方に制限を持たせるために、あえて快適に利用できない「ベーシックプラン」で契約するといいでしょう。

そして、通話をさせるなら、「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」をオプション追加しておくのを忘れないようにしてください。

また、今のガラケー(ガラホ)は、従来のガラケーと違い、動画やLINEなども利用できます。そのため、子供には、スマホの機能が利用できることを盾に、ガラケーを持たせるための説得材料に使ってください。

楽天モバイルで用意されている機種は「SH-01N」一択のため、違う機種が欲しい場合は、別のところで調達しましょう。

最後に、月額料金に関しては、スマホとガラケーのどちらにしても大差はありません。そのため、月額料金を安くしたいだけなら、スマホにしてしまった方が子供は喜びます。

ガラケーにする理由は、あくまで子供に「スマホによる危険な行為を抑制させるため」のものです。そのため、子供を信じてスマホを買い与えるか、心配だからガラケーにするかは、あなたが決めてください。


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。