子供にスマホを持たせると、常に不安がつきまといます。子供に悪影響を及ぼすサイト・出会い系・勉学への支障など、子供がスマホを持つにあたって親が抱える悩みは数えきれません。

格安SIMのmineo(マイネオ)では、ジュニアパックという子供向けのオプションサービスがあります。その中に、「スマモリ」と呼ばれるサービスがあるのをご存知でしょうか。

スマモリは、親が子供にスマホを使わせる上で、安心して利用できるようなさまざまな機能を備えています。

スマモリを検討して、mineoを契約する親も多いです。しかし、スマモリの機能・実際の評価・利用方法など、細かく内容を知っている人は少ないです。

そこで、今回はスマモリユーザーの評価も含め、実際に使ってみた感想や、使うにあたっての設定方法を解説します。これを読めば、スマモリを使うべきかどうか判断することができます。

私は、家電量販店で携帯の販売員をしています。日頃から、子供にスマホを持たせる親の悩みを聞いている私が、スマモリを付けるべきかどうかを評価します。

スマモリのサービス内容

まずはスマモリで、どのようなことができるのかを説明します。

有害サイトへのアクセスをブロックする

スマモリは、いわゆるフィルタリングサービスです。フィルタリングサービスとは、有害サイトや有害アプリの利用が出来ないように規制をする機能になります。

スマモリを起動すると、メインのブラウザを「safari」や「google chrome」といった一般のブラウザから「スマモリ」に変更するように促されます。

この設定を行うことで、インターネットの閲覧は、すべてスマモリ専用のブラウザを通して行われることになります。

▼ネットを閲覧はすべてスマモリを通して行われる

▼有害サイトへのアクセスが禁止される

こうしておけば、スマモリの規制により、子供に悪影響を与えるサイトの閲覧を制限させることができます。このフィルタリングサービスが、スマモリのメイン機能になります。

子供のスマホの利用履歴をチェックできる

スマモリの公式サイトでは、子供のスマホ利用の動向を探ることができます。具体的には、以下のような内容をチェックできます。

  • 今日使用したアプリ(どのタイミングで使ったのかなど)
  • よく使用するアプリ(回数や時間など)
  • よく閲覧するサイト(URLや閲覧回数など)
  • アプリインストール履歴

公式サイトへは、スマモリの登録時に決めたIDとパスワードを入力することでログインすることができます。

▼まずはスマモリの公式サイトへアクセス

▼IDとパスワードでログイン

ログインしたら、「レポートを見る」という項目を押すと、モニタリングレポートというメニュー一覧が表示されます。その中の、「リアルモニタリングレポート」を押しましょう。

すると、以下のように、サイトの閲覧履歴や、アプリの使用履歴・ダウンロード履歴などを確認することができます。

上記の内容を把握できれば、子供が危険なサイトへアクセスしないように注意を促すことができるようになります。

歩きスマホを防止できる

また、スマモリは、歩きスマホを防止することもできます。

スマモリの公式サイトで、子供が歩きスマホをしたときに、画面をブロックする設定をすることができます。ON/OFFに設定できる項目があるため、そこで切り替えを行ってください。

最近では、歩きスマホによる事故が増えているため、意外と必要な機能かもしれません。

使えない時間帯を設けることができる

子供がスマホに夢中になりすぎて、夜更かしをしたり、勉強がおろそかになってしまったりすることがあります。そのような場合に、スマモリでは、深夜や勉強する時間帯などにスマホを利用できないように設定をすることができます

もし子供が、夜な夜なこっそりスマホを使っていたり、勉強すると言っておきながらスマホを遊びに使っていたりした場合、前述の使用履歴でチェック可能なため、規制をかけることができます。

制限をかけるアプリやサイトを決められる

また、部分的に規制をかけるサイトと、規制対象から外すサイトを選ぶことができます。

有害サイトへのアクセスを規制するフィルタリングサービスの弱点は、規制対象が「海外」「アダルト」などと、カテゴリーがざっくりしている点にあります。

そこで、スマモリは、以下のように許可サイトと遮断サイトを細かく設定することで、アクセスしてほしいサイトとアクセスしてほしくないサイトを細かく分けることができます

スマモリで規制をかけたは良いものの、規制のせいで調べ物や勉強として利用することもままならなくなってしまった場合は、上記の機能を活用するといいでしょう。

スマモリに対するユーザーの評価とは

上記のサービスが使えれば、子供にスマホを持たせる際の不安を解消することができます。しかし、スマモリに対するユーザーの評価が、実はかなり低いという事実があります。

なぜなら、ほとんどのレビュー内容が「突然使えなくなるなどの不具合」によるものだからです。

ただ、私は問題なくスマモリを利用することができました。では、低評価のユーザーと私とでは、一体どこに違いがあるのでしょうか。

レビューを詳しく見てみたところ、ほとんどの低評価の原因が「メーカーのアップデートによる不具合」だと分かりました。

現状は、問題なく利用できているユーザーがほとんどです。ただ、次のOSのアップデートが始まると、また不具合が散見しだす可能性があります。

ただ、こればかりはメーカーのアップデートを待つほかありません。スマモリを利用する場合、このようなトラブルの可能性があることも視野に入れておいてください。

スマモリの設定方法

では、スマモリを使うための手順を説明します。まずは、スマモリの会員登録を行う必要があります。

スマモリのアプリを押せば、画面の下に「会員登録する」という項目があらわれるため、そこから会員登録を進めていきましょう。

▼アプリから会員登録を行う

▼登録を進めると確認メールが送られる

▼届いたメールのリンクにアクセスすれば登録完了

続いて、スマモリの権限設定を行います。権限設定とは、対象のスマホに親がアクセスするための手続きです。これをしておかないと、親が子供のスマホに干渉できません

▼まずはアプリにログインする

会員登録時に作ったIDとパスワードを使う

▼デバイス管理者権限を有効にする

▼使用履歴にアクセスすることを許可する

最後に、デフォルトブラウザ(最初に立ち上がるブラウザ)をスマモリに設定する必要があります。なぜなら、一般ブラウザである「google chrome」や「safari」などでは、有害サイトへのアクセスを制限できないからです。

この設定もアプリから行うことができます。

▼デフォルトブラウザを強制停止にする

スマモリを起動すると、「現在のデフォルトブラウザを解除してください」と言われるため、手順通り進めていきましょう。

該当のブラウザアプリを強制停止させることで、スマモリがメインブラウザに切り替わります。

mineoで申し込むスマモリはiPhoneでは利用できない

実は、mineo(マイネオ)で申し込むスマモリは、iPhoneで使うことができません。なぜなら、mineoのジュニアパック(スマモリが含まれた月額200円のオプションサービス)は、Android専用だからです。

公式サイトで、ジュニアパックを申し込むときに「iOSは使えない」と明記されています。

そのため、どうしてもスマモリを使いたい場合は、iPhone以外のスマホにするか、スマモリを直に申し込むかのどちらかになります。

直で申し込む場合、iPhoneは月額200円なので、mineoのジュニアパックと同じ金額になります。

ただ、mineoは「セキュリティソフト」や「英和・和英・国語辞典」などもセットでついてくるため、付属するサービスはmineoで申し込む方が充実しています。

したがって、iPhoneにこだわっているわけでなければ、mineoからジュニアパックを申し込む方がおすすめです。

まとめ

スマモリは、子供にスマホを持たせるにあたって便利な機能が付いているフィルタリングサービスです。

他のフィルタリングサービスと比較すると、設定が簡単で分かりやすいため、はじめて利用する場合でも問題なく使うことができます。

スマモリに対するユーザーの評価は低いものの、低評価の理由はアップデート直後の不具合によるものです。そのため、アップデート後、しばらく時間を置けば、また問題なく使えるようになります。

ただ、iPhoneでスマモリを使いたい場合は、mineoのジュニアパックからでは申し込むことができません。したがって、スマモリの公式サイトから直接スマモリのみ登録をしてください。


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。