「高齢の家族にスマホを持たせたいけど、何を選べばいいのか分からない…」
このように悩んでいませんか?

シニア層はスマホを使いこなせない人が多いため、そこまで高額な月額料金にしたくないと考える人が多いです。さらに、老人でも操作が難しくないスマホにしないと、せっかくスマホを買っても「宝の持ち腐れ」になってしまうかもしれません。

そこで、今回は格安SIMの中でも初心者に優しいサポートの充実したmineo(マイネオ)で、老人向けの格安スマホを契約する方法を伝えます。この記事を読めば、高齢の家族に安くて最適なスマホを持たせることができます。

私は家電量販店で携帯の販売員をしています。お年寄りのスマホに対する悩みや相談を多く受けている私が、あなたの家族に最適なmineoスマホを提案します。

mineoの老人向けプランとは

ここで言う、老人向けのプランとはネットも電話もほとんどしない人向けのプランということになります。

これから、mineoでシニア層が契約すべきプランについて解説します。

ほぼ使わない、もしくは家にWiFiがあれば一番低い500MBプランで問題なし

そもそもスマホを持つ高齢者がインターネットをほとんど利用しなかったり、自宅にWiFi環境があったりすれば、一番パケット量の低い500MBプランで全く問題ありません。

なぜなら、mineoの提供する電波を使わないため、パケット量(GB)を保有していても意味がないからです。

▼mineoのプラン一覧(表内はすべて税抜きです)

データ容量mineo(Aプラン)
500MB(0.5GB)1310円/月
3GB1510円/月
6GB2190円/月
10GB3130円/月
20GB4590円/月
30GB6510円/月

例えば、LINEやインターネット、動画やゲームを使ったとします。

上記の作業は、すべてインターネットを経由して行われるものですが、インターネットを使う方法はmineoの電波を拾うだけではありません。

インターネットにつなぐ手段はもうひとつあります。それがWiFiです。

自宅でWiFiが使えれば、スマホにWiFiを受信させることでインターネットを使うことができます。WiFiを使っている間は、mineoの電波を利用していないため、データ使用量の節約ができます

特に、高齢者は外出先でインターネットを使うシチュエーションがほとんどありません。そのため、自宅にWiFiさえあれば、一番低いプランでもまったく問題ないことが分かります。

ちなみに、表内の「Aプラン」とは、au回線を利用するプランのことです。Aプランがmineoのプランの中でもっとも安いため、特に理由がなければAプランを推奨します。

頻繁に連絡を取る場合は「mineo10分かけ放題」に加入する

めったに通話をせず、家族との緊急連絡手段として持たせるだけなら、基本プランの契約以外は何もしなくても大丈夫です。

しかし、利用者が頻繁にスマホで電話をかける場合は、毎月850円(税抜)の「mineo10分かけ放題」に加入する必要があります。なぜなら、mineoは通話するたびに30秒あたり20円の通話料金がかかってしまうからです。

mineoには、以下の3つの通話方法が存在します。そして、それぞれの方法によって発生する通話料が変わります。

  • 通常の通話…20円/30秒
  • mineoでんわ…10円/30秒
  • mineo10分かけ放題…最初の10分間だけ無料。それ以降は10円/30秒

例えば、mineoで10分間の通話をしたとします。上記の3つの方法でそれぞれ通話を行った場合、以下のような通話料が発生します。

▼10分間電話をかけたときの通話料

通常の通話400円(税抜)
mineoでんわ200円(税抜)
mineo10分かけ放題0円

仮に、10分の通話を一か月に5回行った場合、以下のように月額料金に大きな差が生まれることになります。

▼10分間の電話を月に5回かけた場合の通話料

通常の通話2000円(税抜):400×5=2000
mineoでんわ1000円(税抜):200×5=1000
mineo10分かけ放題0円:0×5=0

したがって、10分以内の通話が多いようであれば、「mineo10分かけ放題」を付けておくといいです。

ただし、mineo10分かけ放題を利用する場合、「mineoでんわアプリ」を利用する必要があります。

通常の電話の方法とは異なるため、躊躇(ちゅうちょ)してしまうかもしれません。しかし、mineoでんわの使い方は、入り口が異なるだけで、使い方は通常の電話とほぼ一緒です。

連絡先一覧も、スマホに保存されていれば自動的に反映してくれます。そのため、「mineoでんわ」アプリを事前にダウンロードしておくだけで問題ありません。

mineoで60歳以上が使うシニア向けスマホとは

高齢者は、そもそもスマホの操作を理解することができません。したがって、どれだけシニア向け高性能なサービスがあったとしても、本人が直感的に操作できなければ意味がありません

そこで、mineoが取り扱っている機種の中で、本体の価格が安く、らくらくスマホのように直感的な操作ができる機種を探してみました。

結論としては、富士通から発売された「arrows M04」がもっとも適していると感じました。

arrows M04は、かんたんスマホと同じような画面にできる

arrows M04が、高齢者向けの理由の一つ目は、画面を「かんたんスマホと同じような画面にできる」という部分です。

arrows M04には、「かんたんセット」という画面機能が搭載されており、かんたんセットを使えば、以下の画像のように高齢者が使うサービスが一目で使えるように配慮された画面になります。

よく使う機能が画面に表示されていなければ、ショートカットボタンによく使う機能を登録しておいてあげましょう。

そうしておくことで、あとはボタンをタッチするだけで機能を利用することができます。これ以上シンプルな操作はないはずです。

arrows M04は多少雑に扱っても問題ない

雑に使えというわけではありませんが、arrows M04は頑丈な作りになっており、少し手荒に扱っても壊れる確率が低いことが特徴です。

なぜなら、arrows M04は防水・防塵(ぼうじん)・耐久性が非常に強いからです。

例えば、通常のスマホは雨に濡れたり、水しぶきがかかったりする程度の「生活防水レベル」の耐久度はあっても、長いあいだ流水につけてしまえばダメになってしまいます。

ただ、arrows M04の防水レベルは、石鹸でゴシゴシ洗い、流水ですすいだとしても壊れることはありません。

また、arrows M04の液晶画面は、落とした時にダメージが逃げやすい素材で作られているため、落としても割れにくいという特徴があります。

したがって、arrows M04は、生半可な衝撃では壊れない「頑丈な作り」になっています。

arrows M04は滑りづらく持ちやすい

また、arrows M04は、グリップ感が滑りづらく持ちやすいです。

なぜなら、いわゆるメタリック仕様のようなツルツルした材質ではなく、サラサラした「マット仕様」になっているからです。

シニア層のユーザーは、握力が弱まっているため、よくスマホを落としてしまいます

スマホの画面が割れると、2~3万円の修理費用がかかります。そのような事故を頻繁に起こされてしまっては、家計を管理している身としてはつらいはずです。

しかし、arrows M04はマット仕様による持ちやすさに加えて、画面が割れにくい材質でできているため、落下時の衝撃によって割れることはほとんどありません

ただ、耐衝撃に特化しているため、画質などは多少犠牲になっています。しかし、年配の方が使う機種のため、スペックの高さを気にする必要はありません。要は、使えれば問題ないのです。

arrows M04の本体料金は?

arrows M04の本体料金は、31800円(税抜)です。24回の分割払いにすると、毎月1325円(税抜)の料金が24か月間続きます。

価格の相場としては、ハイスペックな機種が3000~4000円/月、安い機種だと700~800円/月になります。

arrows M04は一番安い機種ではありませんが、シニア向けの機能が搭載された機種の中ではもっともお得に購入できる機種になっています。

500MBプランに加入した場合、月額料金は1310円(税抜)です。ここに、本体料金の分割料金である1325円を合計すると、「1310+1325=2635」で2635円/月(税抜)が毎月の料金になります

あると便利?11個のアプリが使えるシニアパックとは?

シニアパックとは、年配のユーザーが利用する上で、11個もの便利なアプリを利用することができるサービスです。月額200円(税抜)かかります。

シニアパックは、電話やメールを利用するだけなら特につける必要の無いサービスです。そのため、必ず付けなければならないというサービスではありません。

もし、スマホ利用者が「スマホでいろいろなことをしてみたい」という希望があれば、検討してみてください。シニアパックには、以下のサービスがあります。

▼スマートフォンセキュリティ

▼超便利ツールズ

▼ジョルテ for S -カレンダー&システム手帳

▼乗換案内Plus for S

▼myスタンプボックス

▼時事通信ニュース

▼おしゃべり翻訳機~10ヶ国対応~

▼特打フリック

▼超電池

▼万能カメラ

▼金沢将棋レベル100

この中で、オススメのアプリは「特打フリック」です。

高齢者はフリック入力(スマホ特有の指をズラす文字入力方法)に慣れていません。そのため、スマホの文字入力に非常に時間がかかってしまいます。

「特打フリック」は、フリック入力の練習に最適なアプリです。実際に私の祖父(90歳)にプレイしてもらったところ、30分程のめり込んでいました。

余計な機能が一切ないため、年配でも問題なく遊べておススメです。

まとめ

mineoで老人向けのスマホを見繕(みつくろ)う場合は、プランを最安値の500MBにしておき、自宅のWiFiでインターネットを使わせましょう。

もし、頻繁に通話をする場合は「mineoでんわ10分かけ放題」というオプションを付けてください。一度の通話が10分以内であれば、通話料を無料にすることができます。

また、機種は富士通の「arrows M04」がおすすめです。年配向けの配慮がされたスマホであり、機種自体も非常に頑丈で壊れにくいためです。

シニアパックは必須のサービスではないため、付けなくても問題ありません。ただ、本記事で説明したシニアパックの各機能に興味があるのであれば、月額200円(税抜)ほどで使えるため、検討してみてください。


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。