中学生の子供が利用するスマホを格安SIMにすることが、もはや当たり前になっているのをご存知でしょうか?ある程度、利用を制限しつつ、月額料金を安くする場合、格安SIMは最適と言えます。

格安SIMには様々な種類がありますが、初心者向けとしておすすめの格安SIMに「mineo(マイネオ)」があります。mineoであれば、子供向けにおすすめのプランがいくつかあります。

ただ、子供がスマホに夢中になりすぎてしまったり、危険なことに巻き込まれたりしないか心配になっていませんか?スマホが子供に悪影響を与えないか不安で、なかなかスマホの購入に踏み切れない親も多くいます。

そこで今回は、mineoで新規で子供用のスマホを持たせる最適なプランや機種を解説します。この記事を読めば、「安い」「安心」「子供も満足」の三拍子揃った格安SIMを契約することができます。

私は家電量販店で携帯の販売員をしています。日頃から、子供のスマホをどうすべきか悩んでいる親御さんの相談に多く乗っている私が、あなたに最適な申し込み手法を伝えます。

中学生が加入すべきmineoの子供向けプラン

ここで言う「子供向けプラン」とは、あなたが子供にどのような使い方をしてほしいかという視点で考えています。

それでは、これから子供に適したプランを説明します。

中学生には「Aプラン500MB」がおすすめ

mineo(マイネオ)で、子供に契約させるプランは「Aプランの500MB」にするのがおすすめです。理由は以下の2つになります。

  • 月額料金を安く抑えることができる
  • 子供にスマホで遊ばせすぎないようにできる

▼mineoのプラン一覧(表内はすべて税抜)

データ容量mineo(Aプラン)
500MB(0.5GB)1310円/月
3GB1510円/月
6GB2190円/月
10GB3130円/月
20GB4590円/月
30GB6510円/月

上の表を見れば分かるとおり、500MBはmineoの中でもっとも安いプランです。そのため、安く持たせるのであれば、これ以上に適したプランはありません。

ただ、当然ですが「安さ」には理由があります。各プランには、データ容量と呼ばれる数値が設けられており、この数値が500MBはもっとも少ないのです。

データ容量は、与えられた数値の分だけパケット量(インターネットの使用量)を使い切ってしまうと、次の月までネットの速度が使い物にならないレベルにまで落ちてしまうという通信制限がかけられます

本来、上記の通信制限は、インターネットを快適に使えなくなるためデメリットにしかなりません。しかし、子供に使わせる場合、逆にこの制約がメリットに変わります。

なぜなら、子供がスマホに夢中になってしまう状況を抑制することができるからです

500MB(0.5GB)は、Youtubeの動画(通常画質)を1時間、LINE通話(音声のみ)を20時間、サイト閲覧を3000回ほど閲覧できる内容量です。

そのため、ネットサーフィンやLINEなどを日常的に使う分には問題ないですが、動画やゲームなどの高負荷なサービスは、すぐに通信制限がかかり使えなくなってしまいます。

したがって、遊びに利用できるパケット量はほぼなく、連絡手段や調べ物などの「必要最低限」な機能のみ使用させることができます。

ゲームや動画は自宅のWiFiを繋いでいるときだけ使わせる

ただ、当然ですが、ゲームや動画などが自由に使えなければ、子供は強く反発します。そのようなときは、自宅のWiFiに繋ぎましょう。

なぜなら、WiFi環境があれば、無制限にインターネットを使うことができるからです。

WiFiに繋いでいる間は自宅の光回線を利用しているため、契約しているmineoの電波を利用していません。

そのため、WiFiに繋いでいる間はどれだけ使ってもmineoのパケットを消費することなく、インターネットを使うことができます。

したがって、ゲームや動画を利用させるのを「家限定」にすれば、最安値プランでも問題なく利用することができます。

頻繁に連絡を取る場合は「mineoでんわ10分かけ放題」に加入する

また、家族と頻繁に連絡を取り合う場合は、毎月850円(税抜)かかる「mineoでんわ10分かけ放題」に加入する必要があります。なぜなら、mineoには、家族間同士の通話を無料にするサービスが無いからです。

まず、mineoには、以下の3つの通話手段があります。

  • 通常の通話…20円/30秒(税抜)
  • mineoでんわアプリ…10円/30秒(税抜)
  • mineo10分かけ放題…毎月850円(税抜)で、一度の通話が10分以内なら何度でも通話無料

mineoでんわアプリとは、mineoが提供する通話ができる専用アプリです。

mineoでんわは無料でダウンロードできるため、mineoで通話をする場合は必ずこのアプリを経由して通話をしてください。それだけで半額の通話料になります。

さらに、月額料金を850円支払う「mineoでんわ10分かけ放題」に加入することで、1回の通話を10分以内に抑えれば、何回でも通話を無料にすることができます。

例えば、10分間の通話を月6回行った場合、それぞれの通話方法で、以下のような料金差が生まれることになります(表内はすべて税抜きです)。

通話方法10分間の通話料10分間の通話を月6回行った場合の通話料
通常の通話400円400×6=2400:2400円
mineoでんわ200円200×6=1200:1200円
mineo10分かけ放題0円0×5=0:0円

したがって、通話を頻繁に行うのであれば、「mineoでんわ10分かけ放題」に加入することをおすすめします。

ただ、あなたがドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアを契約しており、通話無制限のかけ放題プランに加入している場合は、あなたから子供に通話をする分には、通話料は発生しません。

したがって、子供の方から通話を開始するわけでなければ、上記のオプションは不要です。

付け加えれば、LINE通話で事足りる場合も、上記のオプションは必要ないでしょう。今では、ほとんどLINE通話のようなIP電話で済ませてしまう家庭が多いため、わざわざ通話オプションに加入する必要性はないかもしれません。

子供向けの端末はHUAWEI P20 liteがおすすめ

mineo(マイネオ)が提供するスマホの中で、もっとも中学生向けにオススメなのがHUAWEI P20 liteです。HUAWEI P20 liteがおすすめの理由は、本体価格が安いわりに高性能だからです。

ゲームや動画も快適に使える高性能機種

HUAWEI P20 liteのオススメポイントの一つ目は、高性能な点です。HUAWEI P20 liteは、ゲームや動画などの高い処理能力が必要なものを快適に動作させることができます。

なぜなら、HUAWEI P20 liteはCPU(スマホの頭脳的な部分)の性能が高く、処理能力が非常に高い機種だからです。

高負荷な作業のひとつにアクションゲームがあります。特に、反射的な操作が要求される「PUBG MOBILE」や「荒野行動」などのアクションゲームは、スペックの低い機種ではカクカクしてしまい使い物になりません。

▼高い処理能力が要求されるゲーム「PUBG MOBILE」のプレイ動画

HUAWEI P20 liteで、PUBG MOBILEをプレイしたところ、上の動画のようにサクサクと快適にプレイすることができます。

また、カメラもダブルレンズになっているため、手前と奥のピントを調節し、奥行きのある写真を撮ることができます(ワイドアパーチャ)。

▼ワイドアパーチャ撮影による写真

このように、処理能力やカメラ撮影のスペックが高く、子供が使う分には十分な性能を持っている機種となります。

性能の割に本体料金が安い!

さらに、HUAWEI P20 liteは上記の性能を持ちながら、本体価格が非常に安いというメリットがあります。金額は、以下のようになります。

・HUAWEI P20 liteの本体料金

  • 本体総額…29400円(税抜)
  • 分割料金…1225円×24ヵ月(税抜)

他の機種は、以下のような金額となります(表内はすべて税抜きです)。ちなみに、性能レベルは私の個人的評価に基づくものです。

機種名性能レベル本体総額
HUAWEI Mate 20 Pro
★★★★★99600円
AQUOS zero SH-M10★★★★★96000円
AQUOS R2 compact★★★★★75000円
iPhone8 64GB(在庫品薄)★★★★★67800円
HUAWEI P20★★★★★65400円
iPhone 6S 64GB★★★★☆59400円
ZenFone 5★★★★☆52800円
HUAWEI nova 3★★★★☆49800円
AQUOS sense 2 SH-M08★★★☆☆33000円
arrows M04★★☆☆☆31800円
HUAWEI P20 lite★★★★☆29400円
HUAWEI nova★★★☆☆28200円
arrows M03★☆☆☆☆25800円
HUAWEI nova lite 3★★★☆☆24000円
AQUOS sense lite SH-M05★★★☆☆24000円
ZenFone Max (M1)★☆☆☆☆19800円
ZenFone Live (L1)★☆☆☆☆16800円

本体の価格に対して、群を抜いて性能の高い機種がHUAWEI P20 liteです。

この機種であれば、料金を安く抑えたい親サイドと、高機能のスマホが欲しい子供サイドの、両方の希望を満たすことができます。

画面破損や水没にだけは注意が必要

ただし、この機種は注意しなければならない点がひとつあります。それは画面破損や水没などの「故障案件」です。

なぜなら、HUAWEI P20 liteには防水や耐衝撃が備わっていないからです。そのため、落としたり水に浸かってしまったりしたときに、壊れてしまう確率の高い機種になります。

対策としては、ケースやフィルムを必ず装備することです。ただ、ケースには様々な種類があるため、何を付ければいいのか迷う人が多いです。ケースの種類には、主に以下のようなものがあります。

  • ハードケース…固い材質の背面ケース
  • ソフトケース…形状記憶型で弾力のある背面ケース
  • シリコンケース…ぶよぶよしたやわらかいケース
  • バンパーケース…側面のみを保護するケース
  • 手帳型ケース…画面まで覆う折り畳み式のケース

おすすめのケースは、「ソフトケース」です。なぜなら、落とした時の衝撃吸収率が高く、滑り止めの効果も高いからです

画面保護において、手帳型のケースを好む人もいます。しかし、私の勤務する家電量販店では、意外にも手帳型のケースでも画面が割れてしまうお客さんがよく来ます。それは、なぜなのでしょうか。

それは、手帳型のケースは開いて操作をしているときに落とす確率が一番高いからです。開いた状態でスマホを落とすと、必然的に重い本体側から地面に接触するため、結果的に割れてしまいます。

したがって、私はソフトケースを推奨しています。

幸いなことに、HUAWEI P20 liteは機種の付属品にソフトケースがついています。そのため、わざわざ購入しなくても良いメリットがあります。

ただし、画像を見て分かる通り、デザインはシンプルです。そのため、子供がケースのデザインなどにこだわる場合は、子供と相談してから決めてください。

あると便利?11個のアプリが使えるジュニアパックとは?

ジュニアパックとは、子供がスマホを使う上で、11個の便利なアプリを利用できるサービスです。月額200円(税抜)かかります。

ジュニアパックは必ず付けなければならないサービスではありません。ただ、付いていると便利なものもいくつかあるため、ジュニアパックで利用できる機能を紹介します。

ジュニアパックには、以下のようなサービスがあります。

▼スマモリ

フィルタリングサービスや、GPSを利用した位置情報の検索などができます。

▼スマートフォンセキュリティ

▼Filii Lite

▼えいご上手

▼スマートステラ

▼ジーニアス英和辞典MX第2版(大修館書店)

和英と国語辞典もあります。

▼超便利ツールズ

▼超ブルーライト削減

▼TAP10

このアプリのうち、付けておいた方がいいのは、「Filii Lite」と辞典系のアプリです。

Filli Liteは、SNSのやりとりを分析して、いじめに遭っていたり出会い系などに巻き込まれていたりしないかチェックできます。水面下で気付きにくい危険を把握しやすくなるため、おすすめです。

また、ジュニアパックには、「英和」「和英」「国語」の3つの辞書アプリが収録されています。辞書は普通に購入すると、一冊3000円ほどします。そのため、月額200円(税抜)で3冊もの辞書が閲覧できるのは、学生にとって大きなメリットになります。

まとめ

中学生が利用するのであれば、あえて通信制限のかかりやすい500MBに加入することをおすすめします。利用量が制限されれば、無駄に遊びで消費してしまうこともなくなるため、スマホ中毒にならずに済みます。

家族との通話料は有料になってしまうため、電話回線による通話を頻繁に行う場合は、月額850円(税抜)の「mineoでんわ10分かけ放題」を付けておきましょう。

ただ、LINEなどのIP電話で済ませてしまう方が料金的にもお得なため、基本的には、LINE通話で代用することをおすすめします。

子供向けのスマホは、性能と価格のバランスを考えるとHUAWEI P20 liteあたりがおすすめです。ハイスペックモデルには多少劣るものの、大幅なコスト削減につながるため、子供も親も満足できる機種になっています。

ジュニアパックは、気になるアプリがあれば試してみるといいです。初回、2ヶ月間は無料になるキャンペーンを行っているため、使ってみて「やはりいらないな…」と思ったら、外してしまえば負担なしで解約できます。