HUAWEI Mate10 Pro(ファーウェイ・メイトテン・プロ)は、中国の通信機器メーカーであるファーウェイ・テクノロジーズ社が2017年12月1日に発売したAndroidスマートフォンです。

HUAWEI Mate10 Pro(以下、Mate10 Pro)は、カメラ・バッテリー・耐久性すべてにおいて驚異的な性能を持つ上位機種(ハイエンドモデル)になります。

microSDカードが使えなかったり、イヤホンジャックが付いていなかったりと、多少のデメリットはあります。ただ、利用者の感想や口コミを見ると高評価が多いことが分かります。

従って、「ハイスペックな格安スマホを持ちたい!」と考えているあなたにとって最適な機種といえるでしょう。

本記事では、Mate10 Proを実際に利用した私のレビューも含めて、Mate10 Proの性能や機能についてお話しします。これを読めば、Mate10 Proの魅力を理解することができます。

HUAWEI Mate10 Proの性能(スペック)

まずは、HUAWEI Mate10 Proとはどのような機種なのかを紹介します。

外観の特徴

外観の特徴とは、サイズや画面、重さやグリップ感などを指します。これから、各特徴について説明していきます。

・サイズ(大きさ)

Mate10 Proの大きさは幅74.5mm×高154.2mm×厚7.9です。Androidスマホの中では比較的大きいサイズになります。ただ、縦に長いだけで横幅はそこまで大きくありません。そのため、片手による操作がしやすいという特徴があります

特にビジネスマンなどは、電車のつり革に掴まりながら操作をしたり、電話をかけながら作業をしたりと、片手による操作を要求されることが多々あります。そのため、片手操作を想定した作りになっていることは非常に大きなメリットです。

胸ポケットには入りきりませんでしたが、ズボンのポケットであれば普通に入ります。そのため、持ち運びにもそこまで困ることはありません。

・重さや、持ったときの感触

Mate10 Proの重さは178gです。iPhoneや他の一般的なAndroid機種が140g前後のため、平均的な重さよりも30gほど重くなっています。実際に持ってみると、鉛を持つようなズッシリとした重さがありました。

また、本体自体が非常に滑りやすいため、落としたりしないためにもケースは必須です。滑り止めの効いたグリップ感のあるケースを付けた方がいいでしょう。

手帳型か背面ケースのどちらにするか迷っているのであれば、背面ケースにガラスフィルムを付ける組み合わせがオススメです。なぜなら、手帳型ケースにしても、開いて操作をしているときに落とすことが多く、画面保護の役に立たないことが多々あるからです。

画面保護に効果的でなければ手帳型ケースはかさばるだけです。さらに片手持ちもしづらくなるため、私は手帳型よりも背面のケースを推奨しています。

・ディスプレイ(画面)

Mate10 Proの正面には、物理的なボタンがついていません。全面が液晶画面の「フルディスプレイモデル」となっています。

ディスプレイサイズは6.0インチです。iPhoneの4.7インチや、Androidスマホの標準的なサイズである5.2インチあたりと比較しても、相当大きいことが分かります。

上の写真は、Mate10 ProとiPhone7のディスプレイを比較したものです。Mate10 Proのディスプレイは2160×1080と申し分ない解像度となっています。元の写真や画像の質がよければ、非常に綺麗な画質を再現することができます。

処理能力(ゲームなど)

動画やゲームなど、処理の負荷が大きい作業をスマホで行う場合、処理能力の高さが重要になります。なぜなら、処理能力が悪い場合、ゲームをしている途中で止まってしまったり動画の再生が一向に始まらなかったりと、利用するうえでストレスを感じてしまうからです。

Mate10 Proは処理能力が非常に高く、音声通話の品質の良さやアプリ利用時のレスポンス(反応までの経過時間)の速さなどが特に顕著(けんちょ)です。そのため、ストレスフリーで快適に利用することができます。

処理能力を必要とする作業のひとつに「対人アクションゲーム」があります。なかでも、100人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦う「荒野行動」というゲームは、スマホへの負荷が大きいことで知られています。

そこで、実際にMate10 Proで荒野行動をプレイしてみた動画を以下に公開します。

2時間ほどプレイしてみましたが、ゲームの進行が遅延することもなく非常に快適でした。荒野行動が快適にプレイできれば、それ以外の作業も問題なく利用できると思って構いません

それ以外にもいくつか動作確認をしたゲームがあるため、以下にまとめておきます。Mate10 proでゲームをしたい場合は参考にしてください。

  • PUBG MOBILE
  • 荒野行動
  • ツムツム
  • 刀剣乱舞
  • Minecraft(マイクラ)
  • アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(ミリシタ)
  • モンスターストライク(モンスト)
  • リネージュ2 レボリューション(リネレボ)
  • グランブルーファンタジー(グラブル)
  • アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)
  • BanG Dream!(バンドリ)
  • 星のドラゴンクエスト(星ドラ)
  • パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
  • パワプロ
  • ポケモンGO
  • Fate / Grand Order(FGO)
  • ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル(スクフェス)

容量(ROM)

容量とは、スマホに写真・音楽・アプリなどを保存できるスペースを指しており、カタログなどではROMと表記されています。多くの人は、いま自分が使っているスマホの容量を見て次の機種の容量を検討してしまいます

しかし、スマホの性能が変われば保存するデータの容量も変化します。

例えば、2年前の機種と今の機種はカメラ性能が明らかに異なります。そのため、今と昔のスマホで撮影した写真を比較すると、2倍から3倍近く保存容量に差が出てきます。

こういったことがあるため、一概に今の使用状況を元に判断することが最適とはいえません。そこで、携帯の販売員である私の判断基準ですが、以下に容量の目安を載せます。

16GBほぼ使えない。アップデートなども考慮すると2年間は持たない。
32GB最低ライン。あまりデータを保存しない人向け。
64GB普通。ほとんどの人はこれで足りる。
128GBそれなりに多い。頻繁にアプリや写真などを保存する人向け。
256GB多い。写真や動画を大量保存する女子高生などが、ごく稀に使う量。

Mate10 Proの容量は128GBです。上記の目安から判断すれば、Mate10 Proは一般的な標準よりも2倍の容量であることが理解できます。

一般的に128GBもの容量があれば、アプリや音楽、写真などをすべて内包したとしても事足ります。Mate10 Proでは、外部にデータを移すことができる「SDカード」は使えませんが、これだけの容量があればSDカードを利用できなくてもまったく問題ありません。

例えば、Mate10 Proで撮影した「フィルタや効果を付けていないノーマルな写真」であれば、計算上は約5~6万枚ほどの保存が可能です。もちろん撮影時にフィルタ機能を付けたり、ほかにアプリや音楽などを保存したりすれば、保存できる量は少なくなってしまいます。

ただ、一般的に万単位もの写真を保存する利用者はほとんど居ません。私が対応したお客さんの中で、もっともスマホに多くの写真を保存していた女子高生であっても保存枚数は約28000枚止まりでした。

28000枚も相当すごいですが、携帯の販売員をしていて3万枚以上もの写真を撮った人にはいまだに出会ったことがありません。そのため、普通の使い方で128GBの容量を食いつぶすことはほぼ無いと考えていいでしょう。

以上のことから、Mate10 Proは容量に関しても優秀であるといえます。

バッテリー(電池持ち)

Mate10 Proは電池持ちが非常に良い機種です。 バッテリーの容量は4000mAhとなっています。一般的なスマホのバッテリー容量が3000mAhであることを考えれば、頭一つ抜きに出ている仕様といえます。

さらに、Mate10 ProにはNPUというAIが搭載されています。このAIは、利用者の使い方を分析して最も効率の良い電力モードに切り替えてくれます。Mate10 Proが先回りして消費電力を自動的に抑えてくれるため、ヘビーユーザーでも気兼ねなく利用することができます。

実際にどれぐらい持つのかを3日ほど利用して検証してみました。

1日目
  • アプリでニュースを1時間ほど見る
  • LINEで5、6回やり取り
  • 社内専用連絡アプリで数十回やり取り
  • 電話を3回ほど、全て15分程度
  • youtubeで動画を2時間ほど閲覧
2日目
  • 「荒野行動」や「スクフェス」などのゲームを3時間ほどプレイ
  • youtubeで音楽を垂れ流し。4時間ほど
  •  twitterやFacebookなどの閲覧を1時間ほど
  • LINEで5、6回ほどやり取り
3日目
  • アプリでニュースを1時間ほど見る
  • LINEで3回ほどやり取り
  • 電話を1回かける。10分ほど

上記のような使い方で丸2日ほど持ちました。日本で利用者の多いiPhoneシリーズでも、バッテリーは1日持つかどうかというという状態です。そのため、一般的なスマホと比較しても電池持ちは非常に良いと言えます。

ただ、ネットの環境やサービスの利用の仕方など、スマホのバッテリー消費はあらゆるものに影響を受けてしまいます。そのため、上記の結果はあくまで一例として、参考程度に留めておくようにしてください。

HUAWEI Mate10 Proの機能

Mate10 Proには、日々の生活を充実させるさまざまな機能があります。本項目では、その中で特に注目すべき機能をお伝えしていきます。

カメラ

Mate10 Proはダブルレンズが搭載されています。2つのカメラを利用して撮影を行うため、遠近の表現力が上がっています。

このダブルレンズを使った機能にワイドアパーチャ効果というものがあります。この機能を使えば、撮影が終わったあとの写真をピント調節することができます。

例えば、ワイドアパーチャ効果をオンにした状態で、写真を撮影したとしましょう。通常、ピント調節は撮影中に行うものであるため、撮影し終えた写真の被写界深度(ピントが合っているように見える範囲)をいじることはできません

しかし、ワイドアパーチャ効果を使えば、撮影後の写真のピントを変更することができます。これは、2つのレンズのうちの一つが、先に述べた「被写界深度」の測定に特化しているためです。

また、Xperiaの「プレミアムおまかせオート機能」のように、撮影時のシチュエーションをMate10 Proが自動的に判断して最適なフィルタをかけてくれる機能もついています。

例えば、暗い場所で撮影すれば「夜景に特化したモード」に切り替えてくれますし、食べ物を撮影すれば「暖かみのある明るいモード」に切り替えてくれます。

これらの機能を使えば、性能の高いデジタルカメラにも引けを取らない写真を撮影することができます。SNSに投稿するような写真を撮る場合であっても、フィルタや効果をつけることで見栄えを良くすることができます。

そのため、Mate10 Proがあればカメラが苦手な場合でも、問題なく高品質な写真を撮影することができるようになります。

防水・防塵(ぼうすい・ぼうじん)

Mate10 Proは防水・防塵に対応しています。価格が安いスマホの場合、この防水・防塵機能に対応していないことが多いです。Mate10 ProはHUAWEIシリーズの顔となる上位機種(フラッグシップモデル)であるため、耐久性に関しても格安モデルのスマホとは一線を画す存在といえます。

しかし、「防水とさえ書かれていればお風呂でも使っていい」と考える人が多く居ますが、これは間違いです。防塵・防水機能にはレベルがあり、Mate10 Proの防水範囲は「手洗いや料理などの水しぶき」や「雨」などに限られます。

HUAWEIの公式ホームページから、防水の範囲外となる事象を以下に記載します。

  • 水泳(淡水・海水ともに)
  • 水への飛び込み
  • 潜水
  • シャワー(温水・冷水ともに)
  • 洗車
  • 入浴

つまり、「長い着水」「温水などの温度の違い」「勢いの強い水圧」には対応しきれないことが分かります。公式ホームページに書かれていなくても、洗濯機で回してしまうなど似たような事象への防水にも効果はないでしょう。

そのため、急な雨に打たれたり、濡れた場所に置いたりするような、軽い水害に対応できる程度の認識で留めた方が良いです。お風呂で使うことを止めはしませんが、私はMate10 Proを入浴中に利用することは推奨しません。

指紋認証

さらにMate10 Proには、背面に指紋を認識するセンサーがついています。自分の指紋を登録しておくことで、指紋によるロックをMate10 Proにかけることができます。

パスワードやパターンロックなどは別で登録しておく必要がありますが、わざわざ毎回パスワードを入力しなくても、「指で触れるだけで解錠できる鍵」をかけておけます。そのため、手軽にセキュリティを強化することが可能です。

セキュリティ以外にも、指紋認証機能は短縮(ショートカット)機能としての側面も持っています。例えば、センサーを登録した指紋で長押しすると、「写真・ビデオの撮影」「電話に出る」「アラームの停止」といったショートカットが行えます。

また、センサーを指でスライドさせれば、「通知パネルの表示」や「写真を閲覧」することができます。いちいち画面を開いて目的のアプリを開かなければ出来ないようなことも、センサーですぐに行うことができます。

実際に使ってみたところ、最も使い勝手が良かった機能は長押しによる「写真・ビデオの撮影」でした。なぜなら、この方法が最も早く写真撮影を行うことが出来るからです。

クイック撮影という撮影方法もありますが、「電源を入れる→右下から上に画面をスライドさせる」という2つの手順を踏んでカメラを起動しなければなりません。

一方、指紋認証は「指でセンサーを長押しするだけ」であるため、瞬発性が要求される決定的瞬間の撮影時に向いています。

Mate10 Proを使う際には、是非とも登録しておきたい機能です。

Mate10 Proの購入にあたって

Mate10 Proは8~9万前後の商品ですが、その分性能は非常に高いです。ここまでの説明で、Mate10 Proの購入をしたいと考えているのであれば、気をつけるべき点が3つほどあります。

付属品について

Mate10 Proの付属品は、以下の写真のようになっています。左から順に、Mate10 Pro専用ソフトケース・取扱説明書・microUSBケーブル(Cタイプ)・イヤホン・イヤホンアダプタ・コンセントアダプタ・SIMピンとなっています。

充電器の差込口はタイプCと呼ばれる端子となっています。似たようなケーブルで、台形のような形をしたものがありますが、それはタイプBと呼ばれる旧世代の端子です。

そのため、市販で充電器などを購入する場合、間違ったケーブルを買ってしまわないように注意が必要です。

ただし、「外出用と分けたい」などの特別な理由がなければ、基本的に付属している充電器を利用してください。なぜなら、付属品は対象のスマホと最も相性が良いからです

相性が良いと、「充電速度が速くなる」「バッテリーの耐久性を維持できる」などの利点があります。市販の急速充電器よりも、相性の良い付属の充電器の方が、より高速で充電できることが分かっています。そのため、充電器は基本的に付属品を利用してください。

さらに、Mate10 Proの本体には保護フィルムがすでに貼られています。

本来、保護フィルムは市販のものを購入して、自分でスマホ本体に貼る必要があります。このフィルムがうまく貼れない人は非常に多いです。私が働いているお店にも、保護フィルムを貼ってほしいと来店するお客さんがかなりの数います。

しかし、Mate10 Proは最初からフィルムが貼られています。気泡や汚れなども全くない綺麗な状態であるため、保護フィルムがうまく貼れない人にとっては嬉しい要素です。

ただし、あくまで最初に貼られているフィルムは汚れを防ぐ程度の簡易的なフィルムです。そのため、指すべりが良いものや衝撃に強いガラスフィルムなどが良い場合は、やはり自分で買う必要があるため注意してください。

Mate10 Proを取り扱っている会社を探す

Mate10 Proを本体だけ購入して、そのあと格安SIM事業者と契約してもいいです。しかし、Mate10 Proは先ほども言ったとおり、本体の価格がそれなりに高い機種です。

そのため、Mate10 Proを取り扱っている格安SIM会社と契約して、分割で同時に購入してしまった方が負担を軽減させることができます。Mate10 Proのセット販売をしている格安SIM事業者を以下にまとめています。

  • IIJmio(みおふぉん)
  • Links Mate(リンクスメイト)
  • NifMo(ニフモ)
  • イオンモバイル
  • エキサイトモバイル
  • 楽天モバイル

この中から選べば、本体も同時に購入することが可能です。端末のみを先に購入するよりも、格安SIM事業者経由で購入した方がキャンペーンもつくため、オススメです。

Mate10 Proにオススメの格安SIM会社と、キャンペーンなどに関しては後述します。

HUAWEI Mate10 Proのオススメ格安SIM

最後に、HUAWEI Mateo Proをセット販売している格安SIM事業者(MVNO)の中で、おすすめの会社を紹介します。口コミや評判も良く、キャンペーンで安くなっている会社を2社厳選しました。

楽天モバイル

楽天カードや楽天市場など、楽天のサービスをあなたや家族が利用していれば、間違いなくお得になります。

  • 高画質や動画やゲーム以外なら使い放題
  • リアル店舗がある
  • 楽天サービスとの連携特典が大きい

楽天モバイルの「スーパーホーダイ」というプランにすれば、パケット使用量をオーバーしても、ある程度インターネットの速度が維持されるメリットがあります。そのため、ゲームや動画をたくさん使っても安心できるSIMです。

端末料金:4041円×24回=96984円(税込)

IIJmio(みおふぉん)

老舗の事業者のため、通信品質が非常に安定しています。通信速度もそこそこ早いため、ストレスなく快適に使えます。

  • 通信品質が安定している
  • 災害時に強い
  • 目立つデメリットがない

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86184円(税込) → 64584円(税込)

端末料金:2691円×24回=64584円(税込)


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。