ドコモの提供するプラン内容がまったく新しいものに変わることをご存知でしょうか。

2019年6月から、複雑化し過ぎてしまった料金形態を一新し、「シンプルでお得な料金プラン」と銘打ったドコモの新料金プラン(分離プラン)が始まりました。

ただ、新料金プランで本当に安くスマホを運用する場合、キャンペーンを適用させる必要があります。しかし、新料金のキャンペーンについて深く理解している人は少ないです。

この記事では、ドコモの新料金プランにおけるキャンペーンの詳細について解説します。この記事を読めば、あなたがドコモの新料金プランにしたときに安く持てるかどうかが分かります。

私は家電量販店で携帯の販売員をしています。ドコモの営業担当者などから直接仕入れた情報を元に、新料金プランの内容を紐解いていきます。

ギガホ割

ギガホ割とは、新料金プランのひとつである「ギガホ」に新規加入した回線に対して、月々1000円の割引を6か月間適用するキャンペーンです。

キャンペーンを適用することで、もともと6980円/月(税抜)の月額料金であるギガホを5980円/月(税抜)で利用することができるようになります。

ギガホ割の詳細を以下に記載します。

受付期間2019/5/22~9/30
契約者名義個人・法人
対象料金プランギガホ(定期契約なしも対象)
割引額▲1000円/月
割引期間初回適用月から6か月間
機種購入機種購入は条件としない
併用可能施策みんなドコモ割、ドコモ光セット割、はじめてスマホ割

ちなみに、CMや広告などで「ギガホ月々4980円!」と謳っているのは、上記のギガホ割と家族3人以上がファミリー割引グループ内にいると適用される「みんなドコモ割」を適用した場合の料金になります。

▼ギガホ4980円の広告

ただ、併用可能な割引をすべて適用した場合、ギガホは最安値2980円/月で持つことができます。

条件月額料金
ギガホの月額料金6980円/月
ギガホ割(6ヵ月間)ギガホ新規加入▲1000円/月
みんなドコモ割家族3回線以上▲1000円/月
ドコモ光セット割ドコモ光契約▲1000円/月
はじめてスマホ割(12ヵ月間)ガラケー(FOMA)
からの機種変更
▲1000円/月
合計2980円/月

なぜ、ドコモの広告では最安値4980円と記載されているかというと、法律上の問題になります。ドコモ光セット割のような「携帯とは関係のない間接的なキャンペーン」は表示法という法律の関係上、宣伝に記載することができないからです。

そのため、理論的には上記の条件をすべて満たすことができれば、ギガホ(30GB)を2980円/月(税抜)で利用することができます。

はじめてスマホ割

また、3Gガラケー(FOMA)が2022年を境に利用できなくなります。

それに伴い、4G以降の電波へ切り替えるのを国が推進しており、ケータイからスマホへの乗り換え促進を目的とした「新料金」向けキャンペーンが「はじめてスマホ割」となります。

はじめてスマホ割の詳細を以下に記載します。

受付期間2019/5/22~終了時期未定
対象オーダー①契約変更(FOMA→Xi)
契約者名義個人・法人
対象料金プランギガホ / ギガライト(定期契約なしも対象)
割引額▲1000円/月
割引期間初回適用月から12か月間
機種購入機種購入は条件としない
付帯条件<①契約変更/②料金プラン変更の場合>
直近の購入機種がドコモケータイであり、18か月以上利用していること
(キッズケータイ・spモードケータイ・らくらくホン含む)
<③MNPポートインでの新規契約の場合>
他社フィーチャーフォンからのMNPポートインであることが確認できること
併用可能施策みんなドコモ割、ドコモ光セット割、はじめてスマホ割
その他「ウェルカムスマホ割」適用者がギガホ/ギガライトにプラン変更した場合、
「ウェルカムスマホ割」の残り割引期間を引き継ぎ、「はじめてスマホ割」が適用される

実は、はじめてスマホ割の前にも似たようなキャンペーンをドコモはやっていました。それが「ウェルカムスマホ割」と呼ばれるキャンペーンです。

ウェルカムスマホ割の内容は基本的な内容ははじめてスマホ割と一緒です。ガラケーからスマホへ契約変更をした回線に、1年間1000円/月(税抜)の割引が入るというものになります。

ただ、適用条件が一部変更されています。ウェルカムスマホ割では既存の回線が3G(FOMA)である人が4G(Xi)へ変更することが条件でしたが、はじめてスマホ割では「Xiケータイ向け料金向けプラン」からの変更も対象になっています。

つまり、「ガラホ(スマホの一部機能が利用できるガラケー)」が対象に加わったということになります。そのため、以前よりも多くのユーザーが「はじめてスマホ割」の適用対象になります。

ウェルカムスマホ割の扱い

一方、「ウェルカムスマホ割」は2019年5月31日をもって新規受付を終了しています。

ここでひとつ疑問点として、「既にウェルカムスマホ割を適用しているユーザーがギガホ/ギガライトにプラン変更した場合どうなるのか」というものがあります。

その場合、一旦ウェルカムスマホ割は廃止となりますが、残りの期間を引き継ぐ形で「はじめてスマホ割」が適用されます。

ウェルカムスマホ割の残り期間の引継ぎイメージは以下のようになります。

このように、ウェルカムスマホ割がまだ途中だったとしてもはじめてスマホ割として内容が引き継がれます。

ただ、ウェルカムスマホ割はもともと1500円/月(税抜)の割引だったため、1000円/月(税抜)の値引きであるはじめてスマホ割にすると損になってしまうのではないかと心配するかもしれません。

しかし、旧料金プランよりも新料金プランの方が基本料金が安いため、損になることはありません。

キャンペーンはあくまで期間限定である

ここまで、ドコモ新料金プランのキャンペーン内容について話をしてきました。ドコモで月額料金を安く抑えるためには、本記事で紹介したキャンペーンを付けることが条件となります。

ただ、各キャンペーンには適用期間が設けられており、ずっと続くありません。そのため、「最初は安かったのに気付いたら料金が高くなっていた」ということになる可能性もあります。

もし、本気でスマホの月額料金を安くしたいのであれば、無条件で上記の価格以下に抑えることができる格安SIMをおすすめします。


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。