格安SIMを検討している人が抱える疑問のひとつに、「格安SIMとスマホは、どのような組み合わせなら正しく使えるのか」というものがあります。

スマホのスペック一覧表の中に、上の画像のような英数字を見たことはないでしょうか。これが対応バンドやWi-Fiといった通信規格です。ただ、何の知識もないと、上記の英数字が何のことを言っているのか分かりません。

スマホがどの格安SIMに対応できるのかを判断するには、この対応バンドを理解する必要があります。本記事では、格安SIMとスマホの対応バンドについて説明します。

この記事を読めば、スマホのスペック表に書かれている対応バンドの意味を理解し、格安SIMとの組み合わせを正しく判断できるようになります。

バンド(周波数帯)

電波の周波数は、数値の違いにより以下のような特徴をもちます。

周波数が高い周波数が低い
データ送信量/回多い(通信が速い)少ない(通信が遅い)
障害物の影響受けやすい受けにくい
電波の動き直線的拡散的
適用範囲(エリア)近い遠い

例えば、周波数の高い電波の場合、一度に送れるデータ量が多いためインターネットの接続スピードが速く、快適に動作します。

また、直線的な電波とは、小回りが利かない電波のことです。そのため、電波が飛ぶ方向に建物などの障害物がある場合、電波が届かないことが多いです。反対に、拡散的な電波は建物が密集している野外でも受信できます。なぜなら、電波がビルの横をすり抜けるように飛ぶからです。

(画像)

したがって、障害物の少ない屋内や開けた場所などは、周波数の高い(直線的な)電波を利用した方が繋がりやすくなります。逆に、ビルや建物が密集しているような場所では、周波数の低い(拡散的な電波)を利用すると繋がりやすくなります。

屋内で無線ルーターを利用していると、受信したWi-Fi名(SSID)に似たような名前が表示されるのを見たことがないでしょうか。よく見ると、最後の文字だけ、2Gもしくは5Gと表記された2つのIDがあります。

(画像)

この2つのIDは、「障害物の少ない狭い場所では5Gを使った方が速く通信を行うことができ、障害物の多い広い場所では2Gを使うと繋がりやすくなる」という使い分けのために存在します。

このように、周波数によって電波の使いどころが変わることを理解しましょう。

各キャリアの所有しているバンド(周波数帯)とは

電波はたくさんの人が使うと、混雑してしまい通信が遅くなります。そのため、各通信会社によって使えるバンド(周波数帯)を国が定めています。

日本では、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアが、以下の周波数帯(バンド)を持っています。

ドコモ

1 / 3 / 19 / 21 / 28 /42

ソフトバンク

1 / 3 / 8 / 11 / 28 / 41 / 42

au

1 / 11 / 18 / 26 / 28 / 41 / 42

ここに書かれた数字が対応しているバンド(周波数帯)です。各バンドは、それぞれ以下の特徴を持っています。

HUAWEI P20 liteのWi-Fiについて

HUAWEI P20 liteのWi-Fiについて説明します。前述のスペック表を見ると、HUAWEI P20 liteのWi-Fi規格は「IEEE 802.11 a/b/g/n/ac」と表記されています。

上記の「IEEE 802.11」という部分は、IEEE(アイ・トリプル・イー)と呼ばれるアメリカの電気・電子工学技術の学会が定めたローカルエリアネットワークに関する国際規格のことです。

その後ろに続くローマ字が通 信規格の種類をあらわしています。簡単にいえば、上記の規格を見れば、どの無線ルーターに対応しているのかを見分けることができます。

自宅の無線ルーターを見てみると、画像のような表記を見たことはないでしょうか。5.0GHzと2.4GHzに対応しているかどうか


大手携帯会社では、ショップ店員に不要なオプションを付けられたり、複雑な条件で分かりにくかったり、なかなか理想的な契約を行うことができません。

一方で格安SIMであれば、Webから申し込むことで月1,500~2,000円などの通信料となります。また、プラン内容も、すべて自分の思い通りに決めることができるため、不要なオプションで金額が高騰することはありません。

ただ、格安SIMによって、以下のような違いがあります。

  • 通信速度の速さ
  • 特典やキャンペーンの充実度
  • アフターフォロー
  • ショップの有無
  • カード払い以外の支払いが可能か
  • 単独契約向けか複数契約(家族)向けか

これらを理解したうえで格安SIMを選ぶようにしましょう。以下のページで格安SIMの特徴を解説しているため、それぞれの事業者の違いを学ぶことで、格安SIMを選ぶときの失敗を防ぐことができます。